マルチメディア関連の仏非営利団体VideoLANは1月12日(現地時間)、米Appleの「Apple TV」向けにマルチフォーマット対応の無料動画プレーヤーアプリ「VLC」をApple TVのアプリストアで公開したと発表した。
VLCは、MPEG-2、MPEG-4、H.264、MKV、WebM、WMV、MP3などを含むほとんどのフォーマット(対応フォーマットの一覧はこちら)の動画を変換せずに再生できるオープンソースのメディアプレーヤー。既にMac、iOS、Android、Windows、Chrome OS、Linux版が公開されている。
SMB、FTP、UPnP/DLNAメディアサーバーなどで同じローカルネットワーク上にある端末内の動画を再生できる。
また、「ネットワークストリーム」タブでURLを入力すれば、インターネット上の動画を再生できる。さらに、「リモート再生」タブに表示されるApple TVのローカルなURLを他の端末のWebブラウザに入力し、開いたページに動画ファイルをドロップすることで、Apple TVでその動画を再生できる。
VLCでは、動画の再生、一時停止、チャプターの頭出しが可能な他、再生速度の調整もできる。
今後のバージョンアップでクラウドストレージ上の動画の再生も可能にする計画という。現在、Dropbox、OneDrive、Boxでβテスト中だ。
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