韓国Samsung Electronicsが、Android端末「Galaxy Note5」のスタイラスを本体に逆向きに収納すると取り出せなくなってしまう問題に、ハードウェア的に対処したようだ。米ブログメディアPhandroidが1月18日(現地時間)、読者から寄せられた画像を添えてそう報じた。
Galaxy Note5のスタイラス「S Pen」は、本体に収納された状態で末端を押すことで飛び出すようになっており、側面に突起などがないため、逆向きでも本体に収納できてしまう。付属マニュアル(リンク先はPDF)には、逆向きに収納すると取り出せなくなり、本体とスタイラスの両方に損傷を与えることになるという警告があるが、Android Policeをはじめとする複数のメディアが「デザイン上の欠陥」と指摘していた。
Phandroidの画像は、新旧(左が新)Note5のメインボードを並べたものだ。新ボードのスタイラス挿入口の部分に緑色のテープでプラスティックらしき部品が貼り付けられているのが分かる。
同メディアによると、スタイラスは新端末でも逆向きに収納できてしまうものの、この部品のお陰で問題なく取り出せるという。
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