日本気象協会は第6回桜の開花・満開予想を発表。これまでに東京や名古屋、大阪をはじめ所々で桜が開花しましたが、この先、寒の戻りで、桜の見頃までは例年より少し時間がかかりそうです。見頃はいつ?
2016年の桜前線は、3月19日に福岡と名古屋でスタートし、20日に岐阜、21日に東京(千代田区)、22日には熊本、長崎、和歌山、23日は佐賀、広島、松江、京都、大阪、前橋、横浜、熊谷で開花となりました。
ただ、この先、週末にかけては寒気の影響で全国的に寒さが戻るでしょう。そのため、開花から満開までに少し時間がかかる見込みで、満開に向けて長く桜を楽しむことができるでしょう。
4月に入ると西日本と東日本で満開を迎えるところが多く、本格的なお花見シーズンになりそうです。4月は上旬から中旬にかけて気温が高く、長野県、東北地方では開花日・満開日ともに平年より1週間以上早いところもある見込みです。
5月も寒暖を繰り返すものの、北海道の開花日・満開日も平年より早いところが多いでしょう。道北・道東ではゴールデンウィーク明けに桜を楽しむことができる見込みです。
今年から日本3大桜の開花・満開予想も行っています。
日本三大桜とは「三春滝桜」(福島県三春町)、「山高神代桜」(山梨県北杜市)、「根尾谷淡墨桜」(岐阜県本巣市)で、 いずれも大正11年10月12日に国の天然記念物に指定されています。また、大阪市と新聞社が平成2年6月2日に共同で企画した新日本名木百選にも選ばれています。
3大桜の「山高神代桜」「根尾谷淡墨桜」も3月末までには開花するでしょう。
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