東芝は5月6日、室町正志氏が社長を退任し、綱川智(つなかわ・さとし)副社長が社長に昇格する人事を発表した。6月下旬の定時株主総会後に正式に決定する。室町氏は特別顧問に退く。
綱川氏は1955年生まれの60歳。東京大学卒業後、同社に入社し、医療機器部門の責任者を歴任。2015年に副社長に就任した。
また、副社長の志賀重範氏が会長に就任する人事も発表した。志賀氏は代表権も持ち、社外向けの活動を通じた企業プレゼンス向上を担うという。
同社は「構造改革の進展に一定のめどが立ったことから新たな経営体制に移行し、成長軌道への回帰に取り組む」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR