黒板メーカーのサカワが、黒板いっぱいに投影できる“ウルトラワイド超短焦点プロジェクター”こと「ワイード」を6月中旬に発売する。その商品紹介Webページが「ワイド」すぎる」と注目を集めている。
ワイードは、約120〜140インチのワイド投影が可能な短焦点プロジェクター。黒板に合わせたアスペクト比(16:6)のほか、一般的なプロジェクターの投影サイズ(16:9/4:3)にも対応し、主に教育現場での利用を想定している。そんなワイードの商品紹介Webページが、商品の「ワイド」さをアピールしすぎて大変なことになっている。
サイトにアクセスするとまず、「このサイトでは楽しい音楽が流れます。音量をONにしてよろしいですか?」との注意書きが。OKを押すと、愉快なプロモーション音楽が流れ、動画がスタートする。歌詞と動画の組み合わせにも注目。独特な歌声も耳に残る。
あまりの勢いに呆然としていると、それだけではないことに気付く。サイト上部に目を移せば、「ワイード」→「ワイ──ド」、「ABOUT」→「ABOOOUT」、「FEATURE」→「FEEEATURE」……と、あらゆる素材が音楽に合わせワイドに伸びている。スクロールするとソーシャルアカウントも「ツイート」が「ツイーーーーーーーート」に、「いいね!」が「いいいいいいいいね!」になっている。さらにスクロールすると、製品商品情報までワイドに。電話番号やメールアドレスのハイフンまでもが「ワイド」に侵されている……。こ、これは……。
「ワイード」は5月18日〜20日に東京ビッグサイトで開かれる「第7回 教育ITソリューションEXPO」のサカワブースに実物を展示予定。価格はオープンで、市場想定価格は45万円前後となっている。
(太田智美)
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