英国が欧州連合(EU)からの離脱を決めたことを受け、国民投票のやり直しを求めるネット上の請願に6月27日までに350万件以上の署名が集まっている。
23日(現地時間)に行われた国民投票は離脱派が51.9%、残留派が48.1%と僅差に終わり、投票率は72.1%だった。離脱が決まった直後、Google検索では「われわれ(英国民)がEUが離脱したらどうなる?」という検索キーワードが250%増加しており、今回の決定が英国に何をもたらすかをあらためて調べた有権者も多そうだ。
請願への署名が10万件を超えると、同国議会が改めて検討することになっているが、現地の報道によると、国民投票をやり直す可能性は低いという。
別のWebサイト「change.org」では、ロンドン市長に対し、英国からの独立とEU加盟を求める署名がスタート。27日時点で17万件以上の署名が集まっている。
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