「スクウェア・エニックスが、PS(パチンコ/パチスロ)業界に参入」――パチンコ・パチスロ機販売を手がけるフィールズは7月7日、同社の営業拠点が配布したこんな資料について、「誤解を与える情報が含まれていた」とし、「訂正してお詫びする」と発表した。
資料には、「特報 ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーを世に送り出したスクウェア・エニックスが、PS業界に遂に参入。近日第1弾登場」などと書かれ、ドラクエとFFのロゴも入っていた。
パチスロ店で働いているというネットユーザーが、この資料の画像をブログで公開。「スク・エニのコンテンツを使ったパチンコ・パチスロがついに登場するのか」と話題になっていた。
フィールズはこの資料について「誤解を与える情報が含まれていることが判明した」とし、「訂正してお詫びする」と発表。「資料にはスクウェア・エニックスがパチンコ・パチスロ事業に参入するとの表現があったが、これは事実ではない」と説明した。
また、「資料にドラクエとFFのロゴを無断で使用したことで、それらが当社や当社事業と関連があるとの誤解を与える内容となってしまった」とし、「誤った情報発信により誤解を招き、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする」としている。
この件についてスク・エニに問い合わせたところ、「弊社から発表した以外の情報については、事実確認を含め回答は差し控えている」(広報担当者)と、回答が得られなかった。
スク・エニは今年2月、RPG「スターオーシャン4」のサブタイトル「THE LAST HOPE」の商標を、パチンコ器具やスロットマシンなどが含まれる区分「28類」で出願し、話題になっていた。
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