米Googleは7月21日(現地時間)、Android向け電子書籍サービス「Google Play ブックス」の新機能「Bubble Zoom」を発表した。
Bubble Zoomは、コミックスやマンガのフキダシを機械学習で検知し、フキダシだけを拡大表示させる機能だ。スマートフォンなどの小さな画面で、ページ全体を表示したままフキダシだけを拡大して読める。
従来は、フキダシ内の文字を読むには全体を拡大する必要があり、そうするとページ全体を表示できなかった。Bubble Zoomは端末のボリュームボタンを押すことで、画面の左上から順に1つずつのフキダシを拡大できる。なお、画面中央をタップ→画面右上に表示される「Aa」をタップでこの機能はオフにできる。
まずはMarvelとDCの一部のコミックスで利用できるようになった。今後段階的にすべてのコミックおよびマンガコンテンツで利用できるようにしていく計画だ。
この機能は、「Googleフォト」でも採用している機械学習技術で実現した。Googleフォトで「ハグしている写真」や「犬」というテキストで対応する写真を探せるように、コンテンツ内のセリフのフキダシを検出できるようにした。
同社は新機能提供を記念して、7月24日までこちらでMarvelとDCの一部のコンテンツの半額セールを実施している。
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