世界中で熱狂的人気になっているスマートフォン向けアプリ「Pokemon GO」だが、海外の調査会社などによれば、ブームはすでに下り坂にあるようだ。日本でアプリが公開された2016年7月半ばには全世界で1日当たり4500万人のアクティブユーザーがいたものの、8月に入ってから1200万人以上減少。現在は3000万人程度で推移しているという。
米調査会社のSensor TowerやSurveyMonkey、Apptopiaが公開したデータを基に、米投資顧問会社のAxiom Capital Managementがこのほど、Pokemon GOのデイリーアクティブユーザー数やエンゲージメント率(ユーザーの関心度)のチャートを作成した。米Bloombergに掲載されたこのチャートによると、Pokemon GOのアクティブユーザー数は7月中旬にピークを迎え、その後ゆるやかに減少している。
Axiom Capital Managementのアナリストであるビクター・アンソニー氏は、Bloombergのインタビューで「FacebookやInstagram、Twitter、Snapchatは安堵のため息をつくだろう。Pokemon GOが7月にリリースされて以来、ユーザーのアプリ利用時間が奪われることを投資家が懸念していたからだ」と指摘している。
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