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OneNote、手描き数式の解答と手順を教えてくれる“数学の先生”機能

» 2016年08月31日 11時25分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは8月30日(現地時間)、Windows 10版Officeで使える「Windows Ink」の新機能を紹介した。

OneNoteの“数学アシスタント”機能

 まず、OneNoteで手描きで数式を入力すると、その解と考え方を説明する機能が追加された。


 Windows 10でOneNoteを起動し、手書きモードにしてペンで数式を入力し、選択ツールで数式を囲って右上の「数式の変換と解決」アイコンをタップすると、画面右にテキスト化された数式が表示され、数式の答えや手順の説明が表示される。

 ink 1 手描きの数式を選択
 ink 2 解だけでなく、その答えに至る手順の説明も表示される

手描きのリプレイ機能(まずはOneNoteから)

 Windows Iinkで書かれた画像の描画の過程をリプレイする機能が、まずはOneNoteに追加され、間もなくデスクトップ版のWord、Excel、PowerPointでも利用できるようになる。

 OneNoteの場合、[表示]→[再生]を選択し、リプレイしたい部分を選択(全体をリプレイすることも可能)すると、再生が始まる。絵画の描画過程を見るには面白そうだ。

虹色などのインクの新色追加

 Windows Inkのインクの色はこれまで単色のみだったが、「虹」「銀河」「シルバー」「ゴールド」の4色が加わった。[描画]→[インクの色]→[効果]で選択できる(上の2つ目の画像の数式の下の「にじ」という文字は「虹」で描いたものだ)。

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