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「初音ミク」新バージョン「V4X」発売 シャウトからささやきまで表現豊かに

» 2016年08月31日 14時52分 公開
[ITmedia]

 クリプトン・フューチャー・メディアは8月31日、歌声合成ソフト「初音ミク」の新バージョン「初音ミク V4X」(パッケージ版/ダウンロード版)を発売した。オリジナルの歌声を含む合計5つのライブラリを持つ。価格は1万7280円(税込)。

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 ヤマハの歌声合成エンジン「VOCALOID 4」を採用。異なる2つのライブラリをブレンドできる「クロスシンセシス」機能、シャウトやこぶしの効いた声に変化させる「グロウル機能」などを搭載し、メリハリのある歌声を表現できる。また、クリプトンが独自に拡張した、声に吐息や声質の変化を加える機能「E.V.E.C.」(イーベック)を搭載し、これを活用して発音を変化させることによりパワフルな「POWER」と、ささやく「WHISPER」も利用可能。

 小節数の制約なく、流れるようにメロディや歌詞を入力できるボーカルエディタ「Piapro Studio」(ピアプロスタジオ)を搭載。音楽制作ソフトのStudio One APE、PreSonusソフト音源も付属し、購入後すぐに音楽制作を楽しめるという。

 日本語に加えて英語の歌声データベースが入った「初音ミク V4X バンドル」、英語の歌声データベースのみを収録した「初音ミク V4 ENGLISH」も同時に発売する。価格は順に2万1600円、1万5120円(いずれも税込)。Windows、Mac両対応。

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