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「PC-9801」「PC-100」「アレグレット PDR-2」などが未来技術遺産に

» 2016年09月06日 16時22分 公開
[ITmedia]

 国立科学博物館は9月5日、2016年度の「重要科学技術史資料」(愛称:未来技術遺産)に、NEC(当時)の16ビットPC「PC-9801」「PC-100」や、東芝のデジタルカメラ「アレグレット PDR-2」など16件を登録すると発表した。世界技術遺産は合計225件になる。


画像画像 新たに登録される未来技術遺産の一覧

 PC-9801は、1982年に発売された、日本で最も普及した16ビットPC。PC-100はいち早くマウスとGUIを搭載したPCで、83年に発売された。「アレグレット PDR-2」は、世界で初めてCMOSセンサーを採用したデジカメだ。

 このほか、世界最初の超短波アンテナである八木・宇田アンテナ(1930年製作)や、ソニーの小型テープレコーダー「TC-50」(1968年発売)などが加えられている。

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