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「君の名は。」聖地を巡るタクシー登場 岐阜のバス会社が企画

» 2016年10月12日 17時01分 公開
[ITmedia]

 濃飛バス(岐阜県高山市)は10月11日、アニメ作品に登場する実在の場所、いわゆる「聖地」をめぐる「聖地巡礼タクシー」の運行を始めた。

photo 9人乗りのタクシー

 飛騨古川発の3時間コース、飛騨高山発の4時間半コースの2種類を用意。映画「君の名は。」で主人公の高校生・瀧が訪れる飛騨市図書館、気多若宮神社、同作品のパネルを展示しているさくら物産館などをめぐるほか、劇中の登場人物・奥寺先輩が食べていた五平餅を出す郷土料理店・味処古川にも立ち寄る。

 出発地・到着地は駅前に限らず、予約時に伝えた場所(宿泊地やバスターミナルなど)に変更できる。料金は、飛騨古川コースは中型車(5人乗り)が2万2750円、ジャンボ(9人乗り)が3万100円。飛騨高山コースは中型車が3万5750円、ジャンボが4万7300円(いずれも税込で、施設入場料や有料道路代、駐車料などは含まない)。

 同社によると、聖地と聖地の間が離れている上に公共交通機関もなく、「自家用車でもないと効率よく聖地を巡れない」と考え、サービスを始めたという。

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