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「Google Play Music」に機械学習採用プレイリストやオフライン再生機能強化

» 2016年11月15日 08時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは11月14日(現地時間)、音楽サービス「Google Play Music」のAndroid/iOS/Webアプリのアップデートを発表した。機械学習採用のプレイリストやオフライン再生機能が追加され、ユーザーインタフェース(UI)も変わる。現在ローリングアウト中だ。

機械学習による場所や天気、時間に合わせたプレイリストの提示(オプトイン機能)

 Google Play Musicでは現在もユーザーの再生履歴に基いて楽曲のレコメンデーションを行っているが、機械学習によるレコメンド機能をさらに強化し、ユーザーの位置情報、その地域の天気、時間に合わせたプレイリストを表示する。この機能はユーザーが設定する(=オプトイン)ことで有効になる。

 例えば、職場では集中できるプレイリストが、自宅ではリラックスできるプレイリストが、ジムに入るとワークアウト用のプレイリストが表示される。雨の日には雨の日用の、夜になるとベッドタイム向けのプレイリストが表示される。

 music 1 状況に合わせたプレイリストが表示される

 オプトインするには、[≡]→[設定]→[全般]に追加される「ロケーション履歴」をオンにする。

ホーム画面の刷新

 レコメンド機能の強化に合わせ、ホーム画面のUIも変わる。本稿執筆時点でまだ筆者の環境では新しい画面を確認できないが、Googleの説明によると「あなたの好きな音楽を知っているだけでなく、あなたがいつ好きな音楽を聴きたいかも知っている、究極のあなた専属のDJ」の実現を目指したという。

 music 2 更新前のホーム画面(Webアプリ)

オフライン再生機能の強化(有料ユーザーのみ)

 有料会員向けのオフライン再生機能はこれまでも利用できたが、新版ではユーザーの再生履歴によって適宜更新されるようになる。

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