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2017年01月06日 19時30分 UPDATE

CES 2017:CESの会場に並ぶジャパニーズ“便器” TOTOが仕掛けた“まるでスタンディングオベーション”がシュールすぎる(動画あり)

TOTO USAブースには、ウォシュレット一体型トイレが並んでいる部屋がある。中を通ると……?

[山口恵祐,ITmedia]

 米ラスベガスで開催中の「CES 2017」(1月5〜8日、現地時間)で、スマートホームのプロダクトが集まるエリアの一角にさっそうと便器が立ち並ぶブースがある。来場者が便器の前を通過すると、ふたが次々と開く──このユニークな展示を手掛けたのは、水まわり住宅総合メーカーのTOTO USAだ。そのシュールな光景に、来場した外国人からは思わず笑みがこぼれていた。

photo ブース内に立ち並ぶ便器

 TOTOのウォシュレット一体形便器「ネオレスト」が、ブース内の細い通路に10台並べて設置されている(鏡によって、延々と便器が並んでいるかのように見える)。人が便器の前を通ると、センサーによってふたが次々と自動開閉する仕組み。日本人にとっておなじみの機能ではあるが、外国人にとってはめずらしく、ブース内を通過すると便器たちにスタンディングオベーションを受けているかのような光景も相まって注目を集めていた。

photo 人が通る前はふたがしまっている

 会場にいたTOTO USA チーフデザイナーの石川雅文さんによれば、6年前に世界最大級の国際家具見本市「ミラノサローネ」で同様の展示を行っており、海外からの評価が高かったことから、今回のCESで復活させたという。

 展示されているネオレストは欧州モデルで、室内で靴を履く文化や平均身長が高いことから、日本のモデルと比べて便座の位置が高くデザインされている。一方で、便器の着座部分やウォシュレットのノズル角度は日本モデルと同じだという。

photo

なぜTOTO USAがCESに出展したのか

 TOTO USAがCESに出展するのは今年が初めて。出展の理由は、スマートホーム分野の業界動向を探るためだと石川さんは話す。

photo TOTO USA チーフデザイナーの石川雅文さん

 今回出展されたウォシュレット一体型便器は、クラウドとの連携機能といったスマートハウス分野の機能は備えておらず、ストレートに言ってしまえばトイレを並べただけ。それだけでも海外ではウケるというが、ヘルスケアにおける活用など、トイレとIoTなどを組み合わせたソリューションの可能性もあるはずだ。日本を代表するメーカーとして今後のさらなる発展に期待したい。

photo CES 2017のTOTO USAブース

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