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2017年01月17日 14時40分 UPDATE

CES 2017:ノート型より薄く軽くなった「XPS 13 2-in-1」 今後は2-in-1に一本化するのか? 製品担当に聞く

狭額縁で注目を集めたデルの「XPS 13」に、2-in-1モデルが登場する。開発に苦労した点とは? 2-in-1モデルに集中するのか?

[山口恵祐,ITmedia]

 米Dellが1月2日(現地時間)に発表した「XPS 13 2-in-1」は、ディスプレイが360度回転する2-in-1機構を備えながら、ベースモデルに位置付けられるノートPC型「XPS 13」から薄型軽量化を果たした。米Dellのプロダクトセールスを担当するキャミ・コーリンズさんによれば、今後もXPS 13とXPS 13 2-in-1の両モデルを展開していくという。

photo 米ラスベガスで開催された家電見本市「CES 2017」(1月5〜8日、現地時間)に合わせ、ハイブリッドノートPC「XPS 13 2-in-1」を発表。現地会場にいた米Dellのプロダクトセールス担当 キャミ・コーリンズさんに話を聞いた

2-in-1モデルに一本化しない?

 XPS 13 2-in-1は、2-in-1の機構を取り入れながらXPS 13よりも薄型軽量化を果たしている。いずれは前者に一本化されるのだろうか。コーリングさんは「今後も両モデルをラインアップに置く」という。

photo ディスプレイが360度回転するため、さまざまな置き方ができる

 「人によっては“2-in-1”を必要としない、欲しがらない人がまだ存在する。それにベーシックなXPS 13自体は、さまざまな賞を受賞をしている人気製品なので、やめることは絶対にない」(コーリングさん)

薄さとマシンパワーの両立に苦労

 XPS 13 2-in-1は、XPS 13と同じディスプレイのベゼルが極めて狭い「InfinityEdgeディスプレイ」を採用することで、画面サイズが13.3インチでありながら、InfinityEdgeディスプレイによって11インチ並の本体サイズを実現した。

 2-in-1機構を採用する上で、コーリンズさんは「薄さを保ちつつ、マシンパワーを下げないことが難しかった」と話す。

 通常のノートPCは、360度回転するヒンジを搭載すると本体が重くなったり、厚みが増したりする。ところが、XPS 13 2-in-1は本体サイズがXPS 13からわずかに小さく薄くなり、50グラム軽量化している。

 プロセッサには、コードネーム「Kaby Lake」で知られる最新のノートPC向け第7世代Coreを採用。バッテリー駆動時間は最大15時間となる。

photo 筆圧2048段階のペン入力にも対応する。両モデルのサイズは「XPS 13」が304(幅)×200(奥行き)×9〜15(高さ)ミリ、重さ1.29キロ(タッチモデル)、「XPS 13 2-in-1」は304(幅)×199(奥行き)×8〜13.7(高さ)ミリ、重さ1.24キロ(タッチモデルのみ)

 無線のアンテナにも変更点がある。金属筐体のXPS 13シリーズでは、電波が通過するアンテナとして黒いプラスチックのヒンジ部分を利用していた。XPS 13 2-in-1はヒンジの設計が異なるため、天板にアンテナの役割をする白いラインを配置。プラスチック素材を型に押し込んで成型する「インジェクションボードプラスチック」を採用しているという。

photo ヒンジ部分近くにアンテナの役割をする白いラインを配置した
photo 「本体の左右側面を見たときに、ヒンジ部分に少し角度がつくようデザインを施した」(コーリンズさん)
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photo 「XPS 13 2-in-1」

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