ジャパンディスプレイ(JDI)は1月25日、プラスチック基板を使い、折り曲げられるスマートフォン向け液晶ディスプレイ「FULL ACTIVETM FLEX」を開発したと発表した。2018年の量産化を目指す。
5.5インチのフルHD(1080×1920ピクセル)液晶ディスプレイ。プラスチック製のTFT基板を搭載し、自由に折り曲げられるため、デザインの自由度が広がるという。ガラスと違い、落とした衝撃でも割れにくいという。
同社が開発した低周波駆動技術も採用。一般的な液晶ディスプレイのリフレッシュレートは60Hz前後(1秒間に60回程度画面を更新)だが、同製品は60Hz、30Hz、15Hzの3段階で駆動周波数を切り替えでき、消費電力を抑えられるという。
これらの技術は、スマホに限らず、ノートPCや車載製品にも応用を検討するとしている。
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