ドコモ、スポーツ見放題「DAZN for docomo」提供 英DAZNとタッグでソフトバンクに対抗
NTTドコモは2月8日、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)を提供する英Perform Groupと協力し、Jリーグなどの試合が見放題になるサービス「DAZN for docomo」を2月15日から提供すると発表した。コンテンツ自体はDAZNのサービス(月額1750円)と差分はないが、ドコモユーザーの場合は月額980円と料金を割安にする。ドコモはスポーツコンテンツを拡充し、DAZNはドコモのユーザー基盤を利用して加入者を増やす狙い。
DAZN for docomoは、国内外130超のスポーツリーグ、年間6000試合以上の映像を、PCやスマートフォン、タブレット、テレビなどで視聴できるサービス。生放送で試合を見られる「ライブ視聴」、試合の途中でも最初から見られる「見逃し配信」、試合の盛り上がった場面を短時間でチェックできる「ハイライト視聴」などの機能を備える。
視聴できるのは、サッカー(Jリーグのリーグ戦全試合、独ブンデスリーガ全試合、伊セリエAなど)、野球(広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズ、MLBなど)、バレーボール(Vリーグなど)、F1をはじめとするモータースポーツなど。
ドコモ端末ユーザーは月額980円で携帯電話料金と合算払いで利用でき、そうでないユーザーは月額1750円で利用できる。定額映像配信サービス「dTV」とセットで利用する場合は、料金の合計額から毎月200円を割り引く。初回31日間は無料。
競合他社とはコンテンツで差別化
「スポーツ観戦を多様化させる」――NTTドコモの吉澤和弘社長はそう狙いを話す。放送時間が決まっているテレビ放送に対し、スマホやタブレットなどでの視聴スタイルを提案し、「いつでもどこでも何度でも楽しめるようにしたい」(吉澤社長)。
スポーツの動画配信をめぐっては、競合のソフトバンクも昨年から同様のサービス「スポナビライブ」を月額500円で提供している。Perform Groupの日本法人CEOで、DAZNのサービス責任者を務めるジェームズ・ラシュトン氏は「日本国内の類似サービスと比べても、より幅広いコンテンツ、試合数を扱っている」と強調。吉澤社長は「コンテンツが充実している点で魅力を感じてほしい。早期に100万ユーザーの契約数を目指す」とした。
DAZN日本上陸から6カ月 見えてきた日本ユーザーの姿は
DAZNは、昨年8月に日本でもスタート。「スカパー!」に代わって2017シーズンからJリーグの全試合を放映するなどし、「日本上陸から6カ月で望み通りのペースで成長している」とラシュトンCEOは自信をみせる。「日本ユーザーの視聴時間は毎週平均6.7時間と他国の1.5倍」「約71%が国内の試合を視聴している」と、日本ユーザーの好みの傾向も分析しているという。
「私たちは日本のファンを理解している。多忙な消費者にフィットするように、さまざまなコンテンツ、視聴方法を提供したい」(ラシュトンCEO)
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