クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」は2月17日、東京海上日動火災保険と連携し、プロジェクトの支援者向けに「クラウドファンディング保険」の提供を始めた。資金を募ったプロジェクトの実行者が横領したり、倒産したりした場合、最大80%まで支援金を返金してもらえる。保険加入に特別な費用はかからない。
資金調達に成功したプロジェクトの支援者が対象。募集終了から1年以内に返礼品が支援者に届かない場合、CAMPFIREがプロジェクトの実行者に連絡を取るなど実態を調査。横領や倒産などが認められると、東京海上日動が保険契約者であるCAMPFIREを通じ、支援者に保険金を支払う仕組みだ。
実行者が返礼品を生産できなくなる事態を恐れたり、支援者が返礼品が届かない可能性を不安に思ったりするのを解消する狙い。「『不安』を克服するために、 プラットフォームとしてできることを考えた」(同社)としている。
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