ITmedia NEWS > STUDIO >
ニュース
2017年03月01日 16時00分 UPDATE

2万円の色鉛筆削り「XSHARPENER」登場 折れにくさの秘密は“芯にできるだけ触れない”

「カール事務器が持つ全ての技術と想い」──という熱いこだわり。

[山口恵祐,ITmedia]

 事務用品を開発・製造するカール事務器(東京都葛飾区)は2月28日、色鉛筆の芯にできるだけ触れない削り方によって折れにくくなる鉛筆削り「XSHARPENER」(エクスシャープナー)を開発、予約受け付けをスタートした。商品は100個限定で、価格は2万円(税別、送料・代引手数料込み)。商品の発送は4月中旬を予定している。

photo 「XSHARPENER」(エクスシャープナー)

 色鉛筆の芯は通常のものに比べて柔らかく、折れやすい。XSHARPENERで赤鉛筆を削った場合、そうでないものに比べて芯が折れる確率が1/8まで減少するという(高さ1.5メートルからの落下テスト)。

 同社は、昨年1月16日にNHKで放映された番組内で、小学生から寄せられた「折れない赤鉛筆を作って」という企画に協力。鉛筆メーカーの北星鉛筆と共同で、鉛筆と鉛筆削りの改良を行っていた。番組放映後も「芯が折れにくい鉛筆削り」の研究開発を続け、製品化にこぎつけた。

 実施した検証から、鉛筆の芯が折れる理由が「落下や鉛筆同士がぶつかるといった外部から受けるプレッシャー」「鉛筆を削る際に起こる軸ぶれや刃から受けるプレッシャー」の2つであることを特定したという。

photo XSHARPENERの内部構造

 同社はこれらの問題に対し、鉛筆の削り方を変えるだけでも芯が折れにくくなることを突き止めた。そこで、鉛筆の芯にできるだけ触れずに削る技術「カールカット」を開発。同技術を搭載したXSHARPENERでは、鉛筆が上下左右にぶれずに同一芯円上で回転するようベアリング(軸受け)を4つ内蔵。鉛筆の芯にダメージを与えにくい仕組みだ。

 刃の取り付け位置や角度も1/100ミリ単位で調整し、鉛筆の削りカスの厚さはわずか0.17ミリになるという。XSHARPENERで削れる色鉛筆の詳細は商品ページで公開されている。

 「『XSHARPENER』でしか味わうことができない世界をぜひお楽しみください」(同社)

photo 削りカスの厚さはわずか0.17ミリ
photo
photo パッケージ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.