米コンテナ管理サービスのDockerは3月2日(現地時間)、複雑な操作を必要としない企業向けサブスクリプションサービス「Docker Enterprise Edition」(EE)を発表した。既に30日の無料体験版に申し込めるようになっている。
これにともない、従来から提供している無料版を「Docker Community Edition」(CE)と改称し、提供を続ける。
EEは、コンテナランタイム、オーケストレーション(複数ホスト上のコンテナの管理)ツール、セキュリティおよび管理機能で構成され、Basic、Standard、Advancedの3つのプランがある。それぞれの違いについてはEEのサブスクリプションページに説明がある。
EEがサポートするプラットフォームは、CentOS、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、Ubuntu、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)、Oracle Linux、Windows Server 2016。CEと異なり、Mac OSおよびWindows 10はサポートしない。米Amazon.comのAWSと、米MicrosoftのMicrosoft Azureで稼働する。
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