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パナソニック、宅配ボックス新製品の発売延期 受注量5倍に「供給追い付かず」

» 2017年03月28日 11時57分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月28日、宅配ボックス「COMBO」(コンボ)シリーズ新製品について、4月1日の発売を取りやめ、6月1日の受注開始とすることを発表した。同社がすでに販売開始している宅配ボックスの受注量が急増し「製品供給体制が追い付かないため」という。

photo 発売予定だった新製品

 新製品は、アパート用「COMBO-Maison」、戸建て住宅壁埋め込み用「COMBO-int」、ポスト一体型「COMBO-F」の3種類。3月7日の発表時点では、4月1日の発売を予定していた(関連記事)。

 宅配ボックスは再配達削減の切り札として期待され、需要が増加。パナソニックがこれまでに販売開始している「COMBO」シリーズ製品の受注量は、「通常月の5倍以上と想定以上になった」(同社)という。従来製品の供給を継続するために、新製品の発売延期を決めたとしている。

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