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「気泡緩衝材」をお花見に太田智美がなんかやる

» 2017年04月05日 08時37分 公開
[太田智美ITmedia]

 「気泡緩衝材」といえば、IT業界にはかかせないアイテム。デリケートなIT機器を郵送する際、梱包に使うのはもちろんのこと、暖をとるのにも最適。インフラレイヤーの人たちは、しばしばサーバルームでくるまって寝るとか、寝ないとか……。

 そんな気泡緩衝材、実はお花見にも活用できる。満開の桜は見たいけどちょっと寒い、IT企業でお花見の場所取りをしながら仕事はできるけどやっぱりちょっと寒い……そんな人におすすめだ。


ぷちぷちお花見

 やり方は簡単。まず、レジャーシートを敷く。その上に気泡緩衝材(ロール)を広げる。あとはくるまる。くるまるときのポイントは、なるべくふんわりと空気を入れることだ。寒ければ何重か巻くといいだろう。


ぷちぷちお花見 ええーい!と、レジャーシートの上に気泡緩衝材を広げる

ぷちぷちお花見 ころころする

ぷちぷちお花見 くるくる巻く

 こうすれば、石や硬い土の上でも仕事がはかどる。また、みんなで一緒にくるまれば体温が集まってさらに暖かくなる。PCを気泡緩衝材の中に忍び込ませ、暖をとるのもおすすめだ。


ぷちぷちお花見 他の編集部員も巻き込む

ぷちぷちお花見 初めはみんなばかにするけど、いざ入ってみると本当にあったかいのだ。おまけに、レジャーシートとレジャーシートの隙間から土が入ってくるのも防げる。会話が途切れた時に「ぷちっ」とするのもいいだろう

 ITは今、インターネットを通じてさまざまなものと連携し「IoT」として注目されているが、ITで培った技術がこうしてリアルな場に活用されていくのもまた趣がある。

 ここで一句。

ぷちぷちを あつめてねむる はるうらら

太田智美

筆者プロフィール

プロフール画像

 小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。

 大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。

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