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ライゾマティクス、120台のiPadで創立10周年を演出 HMDを用いた空間演出も太田智美がなんかやる

» 2017年04月28日 18時09分 公開
[太田智美ITmedia]

 テクノロジーを用いたクリエイティブ作品などを手掛けるライゾマティクスは、創立10周年を記念して、同社の10年間を振り返るイベント「Rhizomatiks 10」を4月19日から30日まで開催している。場所は東京・表参道にあるスパイラルガーデン。予約など必要なく無料で入場できる。


Rhizomatiks 10

 ライゾマティクスはこれまで、Perfumeの舞台演出や2020年東京オリンピック招致のためのプレゼンテーション映像制作、リオデジャネイロオリンピックの閉会式の演出などを手掛けてきた会社だ。

 会場には120台のiPadが壁に掛けられており、同社のこれまでの作品を振り返る映像が流れるほか、開発の舞台裏や失敗映像(ドローンが火を噴くなど)が収められた動画などの展示もある。


Rhizomatiks 10 120台のiPadでこれまでの作品を振り返る

Rhizomatiks 10 HMDを用いたAR体験コーナー

Rhizomatiks 10 これを身に着ける

Rhizomatiks 10 球体のオブジェが伸び縮みしているように見える

 また、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いたAR体験コーナーも。HMDを装着して指定の椅子に座ると、スパイラルガーデンにある球体のオブジェが伸び縮みしているように見えたり、床が波打っているように見えたりする。

太田智美

筆者プロフィール

プロフール画像

 小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。

 大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。

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