ドローン市場のリーダーであるDJIの新製品「Spark」が日本支社であるDJI Japanのオフィスで5月26日、披露された。発表は25日に行われ、価格やスペックは明らかにされているが、日本で実機が披露されたのはこれが初。
発表会の様子を動画にまとめてみた。
Sparkはバッテリー込みで300グラムと、ドローン規制の基準値である200グラムを超えることから、日本、特に首都圏での本格的な利用は難しい。それでもこれを相当に魅力的だ。特に顔認識、ジェスチャーを使ったセルフィーや操作パターン、編集アプリの作り込みなど、よくできたレベルのAppleらしさを感じる。
ジェスチャーを使い、手を動かす操作(PalmControl)だけでSparkを移動させ、指をフレームの形にしてセルフィー撮影したり、実に魔法っぽさがある(同じような手法はすでにいくつかのガジェットで実現しているが)。
スティーブ・ジョブズがよく口にしていた「魔法みたいだろう?」的なフレーズもデモンストレーターから飛び出した。
DJI Mavic Pro発表会にスティーブ・ジョブズがいた件で、ジョブズっぽいプレゼンをすると紹介したDJIのパトリック・ペリーさんはやっぱり、Sparkのデモしながら言っていた。
And it truly feels like magic.(それに、本当に魔法みたいなんだ)
ジョブズなら「このうるさいファンを取っ払え」とゴミ箱に放り投げそうだけど、DJI製品がApple Storeでいつも一等地に置かれているのもわかる気がした。
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