中国のドローンメーカーDJIは9月27日(現地時間)、カメラ搭載ドローンの最新モデル「Mavic Pro」の予約を公式サイトで開始した。日本での価格は税込み11万9800円で、10月下旬から順次発送の予定だ。
最大の特徴はそのコンパクトさ。“DJI史上最もコンパクトな最先端のフライングカメラ”という位置付けだ。折りたたんだ状態でのサイズは83×83×198ミリで重さは743グラム(ジンバルカバーを含む)。
最大フライト時間は27分で、距離は無風状態で13キロまで。カメラは4K動画をサポートする。64GBまで拡張可能なmicroSDスロットを備える(詳細なスペックはこちら)。同社が3月にリリースした上位機種「Phantom 4」とほぼ同等の機能を持つ。
リモコンが付属するが、専用アプリをインストールしたスマートフォンでWi-Fi経由で操作することも可能だ。
「ジェスチャーモード」に設定し、カメラに向かって手を振ると自分を追尾させられる。また、カメラに向かって両手の指で箱型を作って見せると、3秒後にセルフィーが撮影できる。
また、別売(まだストアにはなく、価格は不明)の「DJI Goggles」を装着すれば、Mavic Proのカメラの視点で動画をリアルタイムで見ることができる。左右の眼にそれぞれ1920×1080ピクセルの映像を映し出すことで、最大1080pの映像を低遅延で表示するという。
米GoProが9月19日に発表した折りたたみドローン「Karma」はカメラなしで税別9万円で、別売のカメラを付けると12万円以上になる。追尾モードなどのユニークな機能も搭載するMavic Proは、Karmaの強力なライバルになりそうだ。
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