東京メトロは6月19日から、忘れ物タグ「MAMORIO」を付けた忘れ物があった場合、持ち主に知らせるサービスの実証実験を、銀座線渋谷駅などで始める。駅事務室にMAMORIO専用アンテナを設置し、忘れ物の位置情報を持ち主のスマートフォンに知らせる。
MAMORIOは、スマートフォンのアプリと組み合わせて使う忘れ物タグ。Bluetoothでスマホと連携することで、本体とスマートフォンが離れた際に「紛失アラート」を出す。駅の忘れ物センターなどに専用アンテナを設置すれば、タグの付いた忘れ物の位置情報を、持ち主に知らせることも可能。これまで、東急線渋谷駅などで実験が行われている。
メトロの実験は、飯田橋駅構内の忘れ物総合取扱所と、銀座線渋谷駅、丸ノ内線池袋駅、有楽町線新木場駅の4カ所で実施。MAMORIOタグ付きの忘れ物の情報を持ち主に知らせることで、早期発見・引渡しにつなげる。実験は、地下鉄事業者としては初めての試みという。
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