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楽天、民泊事業に参入 「ホームズ」のLIFULLと新会社

» 2017年06月22日 14時04分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 楽天とLIFULL(ライフル)は6月22日、共同で新会社「楽天LIFULL STAY」を設立し、国内で民泊事業に参入すると発表した。民泊施設を「提供したい人」と「利用したい人」をつなげるWebプラットフォームを構築するという。

photo 楽天 山田善久副社長(左)、楽天LIFULL STAY 太田宗克代表取締役(中)、LIFULL 井上高志社長(右)

 不動産や住宅情報サイトなどの「LIFULL HOME'S」を手掛けるLIFULLとの共同出資によるもの。

 提供する宿泊仲介プラットフォーム「Vacation Stay」(仮称)は、9日に成立した住宅宿泊事業法に基づき、旅館業法の許可を得ていない個人や事業者が一定の要件を満たすことで、保有する空き家や空き部屋を民泊として貸し出せるようになるサービス。

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 楽天の約9000万人にのぼる会員基盤と、LIFULLが持つ不動産領域に関する経営資源や知見を掛け合わせ、日本最大の民泊プラットフォーム構築を目指すという。

 「多様化する宿泊ニーズに答えるため、より幅広い選択肢を提供していく。これまでにない消費行動が生まれ、都市部と地方、日本全体の活性化につながる」(楽天 山田善久副社長)

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