フィットネスクラブを運営する東急スポーツオアシスは8月17日、プール内でApple Watchを含むウェアラブルデバイスの使用を解禁すると発表した。国内のほとんどのフィットネスクラブは、安全を考慮して着用を禁止しているが、同社はユーザーからの要望やウェアラブルデバイスの進化を受け、解禁を決めたという。利用には専用のシリコンバンドが必要。
米Appleが昨年9月に発売した「Apple Watch SERIES 2」は、水深50メートルまで耐える防水機能を備え、泳いだ距離や消費カロリーを測定する「ワークアウト」アプリにも対応している。
しかし日本の公営プールやフィットネスクラブのほとんどは、Apple Watchなどのウェアラブルデバイスを着用したまま遊泳するのを禁じている。フィットネスクラブ運営大手のコナミスポーツクラブ、セントラルスポーツなどは、Webサイト上で着用禁止を明示している。
東急スポーツオアシスは、専用のシリコンバンドを装着してもらうなどして、ウェアラブルデバイスを安全に使えるようにルールを改定。シリコンバンドは、8月末までは無料で貸し出し、9月以降は1個300円(税込)で販売するという。Apple Watchと連携し、トレーニング記録を確認できるオリジナルアプリ「OASIS LINK」もすでに提供している。
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