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» 2017年09月12日 12時03分 公開

太田智美がなんかやる:専用デバイスも通信も不要! 「Alexaゲーム」を知っている?

技適不要の、高度なニューラルネットワークを用いたゲームだ。

[太田智美,ITmedia]

 昨今、スマートスピーカー市場の動きが活発だ。米Amazon.comの「Amazon Echo」をはじめ、米Googleの「Google Home」、LINEの「WAVE」、米Appleの「HomePod」など、IT各社が次々と参入している。

 NEWS編集部でも既に2人がWAVEを購入し、オフィスで「Clova! 音楽を再生して!」と話しかけて遊んでいる。そんな中、筆者が注目しているのが、Amazonが提供するクラウドベースの音声アシスタント「Amazon Alexa」(アレクサ)だ。

 Alexaは登場が早かったこともあり、生活の中に最も溶け込んでいるように思える。実際に、スマートスピーカーを購入した知人のうち、「毎日話しかけている」という人のデバイスを聞くと「Amazon Echo」と答える率が高い。

 そんなある日、友人と飲んでいたら“新しい遊び”が生まれてしまった。その名も「Alexaゲーム」。Amazon Echoもスマートフォンも不要で、体一つで楽しめる遊びだ。

 ルールは難しくない。一緒に飲んでいる友人に「Alexa」と声を掛ける。すると友人は、「(シュパ!)」っと手で円を作り、音声認識開始を合図。合図を確認した後、その友人にしてほしいことを頼む。こんな具合だ。

Aさん Alexa!

Bさん (シュパ!)

Aさん Can you get that for me?(あれ取ってくれる?)

Bさん OK!! Here you are.(いいよ! どうぞ)


Aさん Alexa!

Bさん (シュパ!)

Aさん Please tell me an interesting story.(面白い話して!)

Bさん 〜〜〜〜(面白い話が始まる)


 「Alexa!」や「(シュパ!)」は、他社のものにも置き換え可能。話しかける相手を、LINEのWAVEが搭載する「Clova」にすれば、日本語でやりとりできる。

Aさん Clova!

Bさん ピロン!

Aさん あっち向いてホイ、しよう?

Bさん (間)あっちむいてホイ私は右を指さしました。

Aさん (サッと思う方向を見る)


 難しいポイントは、Bさんが「あっちむいてホイ」というタイミングが分からないこと。人間同士でやるときは「じゃんけんぽん! あっちむいてホイ!」と、リズムができているが、Clovaとのあっちむいてホイには独特の面白さがある(関連記事)。少し間を置き、どのタイミングで言うのか微妙に分からないタイミングで「あっちむいてホイ」と言う。

 また、「あっちむいてホイ」と「私は右を指さしました」の文章間の間が短く「あっちむいてホイ私は右を指さしました」となるため、Aさんは「ホイ」のタイミングを見計らい首を傾けなければならない。

 「Alexaゲーム」は、技適不要の、高度なニューラルネットワークを用いたゲーム。仲のいい友人との会話や、意識の高い合コンに、取り入れてみてはいかがだろうか。

太田智美

筆者プロフィール

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 小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。

 大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。

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