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» 2017年09月13日 12時56分 公開

「NOKIZAL」決算ピックアップ:実は「おさわり探偵 なめこ」以外もすごいビーワークス、1億円の黒字

日本全国の企業情報を取り扱うアプリ「NOKIZAL」の“中の人”が、気になる企業業績をピックアップしてご紹介します。

[NOKIZAL,ITmedia]

 ビーワークス(東京都港区)が9月13日、官報に掲載した2017年6月期(16年7月〜17年6月)決算公告によれば、当期純利益は1億900万円(昨年同期は9100万円)、累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は7億8400万円(昨年同期は7億4700万円)だった。

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 ビーワークスは1998年設立。2011年にサクセスと開発したスマートフォンゲーム「おさわり探偵 なめこ栽培キット」がシリーズ累計4000万ダウンロードを超える大ヒットに。グッズ販売やメディアミックスも積極的に行い、「なめこ」のイメージが強いが、もともとはデザインから業務を拡大させてきた企業。「なめこ」もそうした事業展開の一環だった。

photo 「おさわり探偵 なめこ栽培キット」が大ヒット(ビーワークスの公式サイトより)

 そのため「なめこ」以外の実績も多く、雑誌「CanCam」「Seventeen」のデザインや装丁、漫画『進撃の巨人』や『恋と嘘』の交通広告、さらには“地上波最長CM”が話題を呼んだ「ドラゴンクエストX」のプロジェクト「冒険者たちのきせき」の特設サイトも手掛けている

ここがポイント

 ここ数年間の純利益を見ると、12年が2.6億円、13年が5.2億円、以後は1億円前後で推移。利益剰余金が7.8億円であることを考えると、同社にとって「なめこ」のヒットは大きかったことが伺えます。

 とはいえ「なめこ」の“一本足打法”というわけではありませんし、今回の決算でも1億円の純利益を残しているので、今後も粛々と事業を進め、ポテンシャルと時代の流れがかみ合ったところで“一発ドカン”――というような展開もありそうです。「なめこ」を積極的に展開する一方、組版(くみはん)をブラウザ上でできる「Any」のような渋いシステムを開発・提供している点でも、多面的で面白い会社だと思います。

ビーワークスの過去業績、他の企業情報は「NOKIZAL」で確認できます

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《著者紹介》

平野健児。新卒でWeb広告営業を経験後、Webを中心とした新規事業の立ち上げ請負業務で独立。WebサイトM&Aの「SiteStock」や無料家計簿アプリ「ReceReco」他、多数の新規事業の立ち上げ、運営に携わる。現在は株式会社Plainworksを創業し「NOKIZAL」を運営中。

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