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「子ども向けVR」グリーが開発 単眼式、目が疲れにくい

» 2017年10月05日 11時39分 公開
[ITmedia]

 グリーは、独自開発の単眼HMD「VRヘルメット」を採用した子ども向けVRゲームを開発したと発表した。イオンファンタジーが展開するアミューズメント施設「モーリーファンタジー」(日本200店舗、中国100店舗)に、2018年の春から順次展開する。

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 一般に普及している複眼のHMDは、子どもの目の発達に影響を与える可能性があるとされており、各メーカーは子どもの利用を「13歳以上」に制限している。

 今回グリーは、子ども向けに単眼HMD「VRメット」を独自開発。複眼HMDの没入感はそのままに、ミラーを利用した機構でモニターと目の距離を確保し、従来の単眼HMDより目が疲れにくいという。子どもが簡単にかぶれるヘルメットの形を採用した。

 開発したゲームは、「VRぶっとび!バズーカ」「VRどっかん!ブロック」「VRびっくり!スライダー」の3種類(VRメットは「VRびっくり!スライダー」「VRどっかん!ブロック」で採用)。HMDやディスプレイ、体感型の椅子が一体となった筐体にし、使い方を指導するオペレーターなども不要で低コストで運用できるという。筐体に直接コインを投入してプレイする都度課金制(1プレイ数百円を想定)。

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