フジテレビ、「保毛尾田保毛男」騒動で謝罪文 「認識が極めて不十分」
フジテレビジョンは、9月28日に放送したバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP」で、とんねるずの石橋貴明さんがふんしたキャラクター「保毛尾田保毛男」(ほもおだほもお)が、「男性同性愛者を嘲笑している」などと批判を受けたことについて、「認識が極めて不十分であったことを深く反省している」との謝罪文を、10月16日までにWebサイトで発表した。
保毛尾田保毛男は、1980年代から「とんねるずのみなさんのおかげでした」に登場していた、青ひげのキャラ。9月28日の放送では、共演者とともに「ホモ」という語を発言するなど、「男性同性愛者を嘲笑する表現をしていた」と、LGBT関連団体などが抗議。29日の定例会見で宮内正喜社長が謝罪していたが、騒動後、10月12日に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」内では出演者などからの謝罪はなく、視聴者から疑問の声が上がっていた。
16日までに公開された謝罪文では、「番組は、LGBT等性的少数者の方々を揶揄する意図を持って制作はしていなかった」と釈明。ただ、「『ホモ』という言葉は男性同性愛者に対する蔑称であるとの指摘があった」とし、「そのような単語を安易に使用し、男性同性愛者を嘲笑すると誤解されかねない表現をしたことで、性的少数者の方々をはじめ沢山の視聴者の皆様がご不快になったことに関して、深くお詫びします」と謝罪した。
また、保毛尾田保毛男が「長年に渡り与えていた印象、子供たちへの影響、およびLGBT等をとりまく制度改正や社会状況について私共の認識が極めて不十分であったことを深く反省している」とした。
同社は今回受けた抗議や意見を真摯に受け止め、「多様性(ダイバーシティ)のある社会の実現のために正しい知識を身に着け、より良い番組作りを進めて参りたい」としている。
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