電気街の賑わいは数年前がピークで、いまはインターネット通販やパソコン周辺機器市場の凋落もあり、落ち込んではいるそうだが、それでもすごい賑わいの市場もある。電子工作好き、スマホ好き、新しもの好きな人はぜひ訪れてみてほしい。よく「華強北は秋葉原の30倍」などと言われるが、家電や雑貨類などの小売店の中に電子パーツ屋が数える程存在する秋葉原と、一般人は対象としていない問屋街の華強北とはそもそも比較するものではない。
とはいえ全体像を把握し面白い場所にたどり着くのはそれなりに苦労するので「ここに行ってほしい」というポイントをご紹介する。華強北の案内は多数のブログで紹介されているが、とにかく信じられない規模で全容を掴むのは無理なので、どうしても行ってほしいところを重点的にご紹介する。
筆者自身、深セン在住の多くの方に教えていただいた結果であり、先人の皆様に感謝しつつご紹介させていただく。
航空券やホテルはいまやネットで自在に予約できるが、そのコツを書くと長くなるのでごく簡単にご紹介する。
Step1:Skyscannerで便と相場を確認
Step2:LCCの場合はオプション設定の都合があるので航空会社のサイトで予約する
例)香港エクスプレス
深センにも大きな空港はあるが日本からの便は香港のほうが選択肢が広く、そして安い。LCCの旅は手荷物のみで身軽に行こう。一般的な旅行の他に必ず持っていくべきなものは以下のとおり。これは本当に必須で、ないと話にならないレベル。
普段使ってるスマホに以下のアプリをインストール:
WeChat アカウントを取得
WeChat Pay 誰かから1元送ってもらいクレジットカードで本人認証してアクティベートしておく
Google翻訳 日本語と中国語の地図をダウンロードしておく
百度地図 深セン市の地図をダウンロードしておく
中国はインターネットの規制がありGoogle、Facebook、Twitterなどが使えない。しかし海外SIMのローミング接続ならこの壁を超えられる。日本のキャリアの海外ローミングを使ってもいいが高価なので、香港でSIMを買って中国でローミングするのがお勧め。
※スマートフォンは深センでももちろん買えるが、中国仕様なのでAndroidなのにそのままではGoogle Playが使えないなど、各種の制約がある。これを日本語化するのには一定の知識が必要。また華強北で売ってるものは偽物ばかりなので、買ってはいけない。もし買うなら、安価で日本語化情報も多いXiaomi(シャオミ、小米科技)をお勧めしておく。
新しいショッピングモール「深セン万象天地」に「小米深セン旗艦店」がある。
※施設名などには中国で役立つ「百度地図(baidu map)」のリンクを付与してある
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