米Appleは12月12日(現地時間)、“これまでで最もパワフルなMac”とうたう新一体型デスクトップ「iMac Pro」を12月14日に発売することを明らかにした。日本での販売価格は未発表だが、米国では4999ドル(約57万円)からだ。
iMac Proは6月のWWDCで初披露された段階で12月発売予定となっていた。
ディスプレイは27インチRetina 5K、プロセッサはワークステーション向けの「Xeon」を8/10/18コアから選択可能。メモリは最大128GB、ストレージは最大4TBのSSDを搭載できる。グラフィックスには単精度で最大11テラFLOPS、半精度で22テラFLOPSの「Radeon Vega graphics」を備える。外観はiMacとほぼ同じだが、キーボードを含む筐体の色がスペースグレーだ。
プロセッサの選択肢としては、14コアも用意されると、AppleがiMac Proを発売前に提供している“認定レビュアー”らがYouTube動画で語った。マルケス・ブラウンリー氏によると、「14コアあるいは18コアを選ぶなら2018年初頭まで出荷を待つことになる」という。
Appleは現在、次世代のモジュラーデザインの「Mac Pro」も開発中だが、当面はこのiMac Proがハイエンドのプロ向けデスクトップMacという位置づけだ。
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