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悪意ある投稿で「すっとした」 10代、20代に多い傾向 IPA調査

» 2017年12月14日 13時37分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)が公開した「2017年度情報セキュリティに対する意識調査」によると、インターネット上に投稿した経験のある人のうち、「悪意のある投稿」をしたことがある人は22.6%。投稿後の心理は「気が済んだ、すっとした」が最多で、10〜20代が特に高かった。

PCを中心に利用している人の「悪意のある投稿」内容

 理由は「人の意見に反論したかったから」(30.3%)などが上位を占めた。投稿内容は「他人や企業の悪口」(7.7%)、「下品な言葉を含む内容」(7.4%)、「他人の発言を非難する内容」(6.2%)などで、偽計業務妨害などの罪に問われることもある「うその情報、デマ」も1.1%含まれていた。

 投稿後の心理は「気が済んだ、すっとした」(35.6%)がトップで、前年と比べて4.3ポイント増えた。年齢別では10代が45.5%、20代は40.5%と、他の世代に比べて高い傾向が見られたという。

 調査は2017年9月に全国の13歳以上のインターネットユーザー1万人(PC、スマートデバイス利用者の各5000サンプル)を対象に実施した。

PC利用者の「悪意のある投稿」の理由
スマートデバイス利用者の「悪意のある投稿」の理由
PC利用者の投稿後の心理調査
スマートデバイス利用者の投稿後の心理

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