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» 2018年02月28日 08時50分 公開

Mobile World Congress 2018:Google、iOS/Androidアプリ開発向けオープンソースSDK「Flutter」をβ公開

Googleが、iOSおよびAndroidアプリを同時に開発できるオープンソースのSDK「Flutter」のベータ版を公開した。Android Studioだけでなく、Visual Studio Code、Swift、IntelliJ IDEAをサポート。高速に、高品質なモバイルアプリを開発できるとしている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは2月27日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催の「Mobile World Congress 2018」で、iOSおよびAndroidアプリ開発のためのSDK「Flutter」のβ版を公開したと発表した。無料でオープンソースのSDKを専用サイトからダウンロードできる。

 flutter 1

 GoogleはFlutterを「記録的短時間でiOSとAndroidの高品質なネイティブUIを構築するためのモバイルUIフレームワーク」と説明する。C/C++、GoogleのWebアプリ開発向新言語「Dart」、Googleの2Dレンダリングエンジン「Skia」で構築した。「Android Studio」、米Microsoftの「Visual Studio Code」、米Appleの「Swift」、チェコJetBrainsの「IntelliJ IDEA」をサポートした。

 α版は昨年のGoogle I/Oで公開された。β版では米Appleの「iPhone X」および「iOS 11」もサポートする。

 flutter 2 iPhone Xの画面もサポートする

 特徴は、「Hot Reload」による高速開発、独自ウィジェットセット、リッチアニメーションライブラリなどによる表現力のあるフレキシブルなデザイン、GPUを利用する高速レンダリングなど。Hot Reloadとは、アプリのコードに変更を加えると、iOSでもAndroidでも、エミュレータやハードウェア上のアプリに“1秒以下”のリロード時間で反映されるという意味だ。

 Googleの「Material Design」とiOS向けの“Cupertino”ウィジェットが組み込まれている。

 flutter 3

 Google内では既にFlutterを使って多数のモバイルアプリを開発しているという。また、Flutterで開発したサードパーティー製アプリでAppleのApp Storeで公開されたものもある。


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