スウェーデンの音楽ストリーミングサービスSpotifyは4月3日(米国時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。新たな株式は発行せずに、自社の株式を直接証券取引所に登録する「直接上場」という方法で、初値は165.90ドル、終値は149ドルだった。
米Recodeによると、初日の時価総額は約270億ドルで、初日時価総額としては米Twitterより高く、中国Alibaba、米Facebook、米Snap、米Googleよりは低いという。
同社のダニエル・エクCEOは上場前日の発表文で、「Spotifyは資本調達するのではない。われわれの株主と従業員は長年にわたって当社の株式を自由に売買してきた。上場して大きな舞台に立っても、われわれは変わらない」と語った。「これからも成功することもあれば失敗もあるだろう。われわれはまだ旅の始まりにあり、今後も学び、成長する余地があると信じている」
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