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メルカリ子会社のソウゾウ、社長交代 「メルペイに専念するため」

» 2018年04月06日 12時54分 公開
[ITmedia]

 メルカリは4月6日、同社の100%子会社ソウゾウの松本龍祐氏が1日付で社長を退任し、執行役員の原田大作氏が社長に就任したと発表した。松本氏は金融事業を行うグループ会社メルペイに専念するという。

ソウゾウ 原田大作社長

 原田社長は2011年にザワットを創業し、17年2月に同社をメルカリに売却。3月にソウゾウへ入社し、ブランド査定付きフリマアプリ「メルカリ メゾンズ」の立ち上げと事業責任者を務めた。起業や新規事業立ち上げの経験が豊富な原田氏が社長に就任することで、「これまで以上に新規事業の創出へ注力する」(メルカリ)としている。

ソウゾウ

 松本氏はメルペイ取締役CPO(Chief Product Officer)に。15年5月にメルカリへ入社し、9月にソウゾウを設立して社長に就任した。「メルカリ アッテ」「メルカリ カウル」「メルカリ メゾンズ」「メルカリNOW」「メルチャリ」など新規事業をリリースし、11月からメルペイ取締役を兼務していた。「メルペイに専念することで、メルペイのサービス開発をより加速させていく」という。メルカリ執行役員は継続。代表権は持たない。

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