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» 2018年04月13日 20時22分 公開

Googleさん:Googleのストリートビューで表札をぼかしてもらいました

Googleマップのストリートビュー、人の顔と車のナンバープレートは機械学習の自動ぼかしアルゴリズムでぼかされていますが、表札は意外とそのままです。Googleさんにお願いして、叔母の家の表札をぼかしてもらいました。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 先日、高齢の叔母の自宅(戸建て)までの道順を人に連絡する必要ができ、Googleマップのストリートビューで表示してみたら、表札がくっきり読めました。自分の実家は(リクエストしていないのに)ぼかされていたので、てっきり表札もみんな自動ぼかしになっていると思っていたのですが。

 ストリートビュー、写っちゃった人の顔と車のナンバープレートは2008年から機械学習で自動ぼかしするようになっていて、今では、ぼかし損ないはほとんど見当たりません。

 でも、あらためて見てみると、表札についてはぼかしてあったりなかったりです。韓国と台湾の住宅地も見てみたのですが、表札はやはりぼかしてあったりなかったり。欧米にはそもそも、自分の名字を書いた表札を玄関に表示するという習慣がないので、まだリクエストベースなのかもしれません。

 map 1 米国の典型的な玄関の例。番地しか表示されていません

 玄関に名前を出している時点で自分の居場所を世間に公表しているようなものではありますが、実際に家の近くを歩いている人に見られるのと、世界中の人に見られる(可能性がある)のとでは気分が違うので、やはりなんとなく表札もぼかしてほしい気がします。

 map 2 斜めになったナンバープレートはぼかすのに表札は放置、の例

 Google日本法人は2009年に公式ブログで、表札のぼかし処理のリクエストに応えるとしているので、試しに叔母の家についてリクエストしてみました。高齢なので、何かと心配ということもあったので。

 やり方は簡単です。まず、ストリートビューでぼかしてほしい表札を表示して、ウィンドウの右下にある「問題の報告」をクリック。

 map 3

 下図のような画面になるので、ぼかしてほしい表札が赤枠内に入るように表示を調整し、

 map 4

 ぼかしのリクエストの選択肢から「表札」を選ぶと表札についての説明を入力する欄が表示されるので、ここに何か説明を書きます(必須です)。

 map 5

 後は、メールアドレス(必須)と「私はロボットではありません」のチェック(必須)を入力して[送信]ボタンをクリック。

 すぐに入力したメールアドレス宛に「画像を確認し、リクエストが解決し次第メールにてご連絡いたします」というメールが届きました。

 map 6

 最初のメールが届いてから約20時間後、「24時間以内に変更が反映される予定です」というメールが届きました。「リクエストが解決」したようです。

 map 7

 10時間くらい経ってから見に行ったら、ぼかしが入っていました。

 map 8

 2009年の公式ブログでは「ご本人の意思を尊重させていただくため、ご自宅を申請された場合のみの対応とさせていただきます」とありましたが、その後方針が変わったようで、今回は本人もしくは親戚だと証明しなくても解決してくれました。高齢者本人が報告することはなさそうなので、この方が現実的です。

 ぼかしリクエストでは、顔、自宅、表札、ナンバープレートの他に、「自分の車」もお願いできます。盗難されやすい車種を自宅の車庫に停めている人向けでしょうか。

 道に面した戸建てにお住まいの方は、ご近所のストリートビューをチェックしてみるといいかもしれません。

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