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ソニーの4Kテレビ新製品、全て「Googleアシスタント built-in」対応へ

» 2018年05月08日 18時38分 公開
[ITmedia]

 ソニーは5月8日、有機ELテレビを含む薄型テレビ「4Kブラビア」の18年春モデル14機種を発表した。全機種で「Googleアシスタントbuilt-in」対応を予定。リモコンには「Hulu」など動画配信サービスの専用ボタンを並べるなど、スマートテレビとしての使い勝手を追求した。

ソニーの4K対応有機ELテレビ新製品。価格はオープンで、店頭では65V型の「KJ-65A8F」(写真)は55万円前後、55V型「KJ-55A8F」は35万円前後になる見込み

 全モデルにAndroid TVを採用した他、18年中にGoogleアシスタントbuilt-in対応のアップデートを予定している。付属リモコンのマイクを用い、スマートスピーカーのように天気やニュースの確認、録画番組や動画の検索、「Works with Google アシスタント」対応機器の音声操作などが可能になる(Google Homeアプリで連携を設定する必要あり)。逆に「Google Home」などのGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーからブラビアの電源や音量を音声で操作できるという。

使用イメージ。リモコン中央の「Googleアシスタント」ボタンを押してマイクに話す必要はあるものの、スマートスピーカーと同様の機能が利用できる

 またAmazonのAlexaにも18年内に対応する予定。「Echo」などのAlexa搭載端末に話しかけてブラビアの操作が可能になる。

 リモコンのデザインも刷新。以前から「Netflix」は専用ボタンを設けていたが、新製品では「Hulu」「AbemaTV」「U-NEXT」ボタンを追加した。「4Kコンテンツを含むネット動画が本格普及する中、多様なコンテンツに直感的にアクセスできる手段を提供する」(ソニー)

KJ-65A8Fの付属リモコン。リモコン上部を動画配信サービスのロゴが占め、全体に長くなった。18年中にAndroid OS 8.0へのアップデートを予定しているため「アプリ」ボタンを設けている

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