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» 2018年05月25日 08時00分 公開

アプリ連携&ソニー製CMOSセンサー搭載で1万円切り Ankerの新型ドラレコ「Roav DashCam C1」を試す (1/2)

スマートフォン周辺機器でおなじみのAnkerから、ドライブレコーダーの新製品が登場。その実力を試した。

[山口恵祐,ITmedia]

 モバイルバッテリーやスマートフォンアクセサリーの印象が強いアンカー・ジャパン(以下、Anker)から、ドライブレコーダーの新製品「Anker Roav DashCam C1」が登場した。撮影した映像をアプリ(iOS、Android)で確認できるWi-Fi連携機能や、暗所に強いとされるソニー製CMOSイメージセンサー「Exmor」を搭載しながら、9999円(税込)という他社同等製品に比べて低価格を実現。実際に車に取り付けてその実力を試した。

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長い電源ケーブルや内装はがしなど、付属品が充実

 Ankerが国内で発売するドライブレコーダー製品としては2機種目。2017年12月に発売した前モデル「Anker Roav DashCam C2」からの変更点は、フロントガラスの傾斜に沿って取り付けるコンパクトボディーを採用したこと、そして撮影した動画をアプリで再生・転送できるようにしたことだ。サイズは約86(幅)×66(奥行き)×36(高さ)ミリ、重さが約119グラム。

 国内向けパッケージにはRoav DashCam C1本体のほか、2ポートのUSBカーチャージャー、Micro USBケーブル、取り付け用マウント(2個)、調整用バールが付属する。

photo micro SDカード(32GB以上、Class 10以上を推奨)は別途用意する必要がある

 付属の調整用バールとは、いわゆる内装はがしのこと。このグッズを使えば車の内装を簡単にめくれるようになる。電源用のMicro USBケーブルが約3.5メートル(実測)のロングタイプなので、車内の内装を一部めくってケーブルを内側に押し込めば、電源を取るシガーソケットなどからドライブレコーダー本体まで伸びるケーブルをスマートに隠せるのだ。腕に自信があるならヒューズボックスから電源を取るとよりスマートになる。

 フロントガラスには、付属するプレート状の専用マウントを両面テープで貼り付ける。専用マウントの突起に本体を引っ掛ければ設置完了だ。専用マウントは2枚付属するので、2台のクルマで使い回すような使い方もできる。逆に言えば使い回しは2台まで。そしてフロントガラスに貼り付けること前提で使う必要がある。

photo 調整用バールで内装をめくり、長いケーブルを隠せば見た目がスマートになる

 ちなみに前モデルDashCam C2には、固定式マウントと吸盤式マウントの2種類が付属していた。取り外し可能な吸盤式であれば、さらに多くのクルマで使い回せることも考えられるが、それは例外なので一般ユーザーは気にしなくてもいいだろう。

photo 前モデル「Anker Roav DashCam C2」には固定式マウントと吸盤式マウントが付属していた

フロントガラスに貼り付けると車検に通らない?

 「フロントガラスにモノを貼り付けると保安基準に引っ掛かる」といううわさを聞いたことはないだろうか。実はその通りで、ドライバーの視界を妨げるような装備を取り付けていると車検に通らない。しかし、国土交通省の定める道路運送車両の保安基準によれば、フロントガラスの上部から20%以内の範囲であれば、通信機器やドライブレコーダー、各種センサーなどに限って貼り付けても良いとされている(第29条第4項第6号)。

photo フロントガラスの上部20%以内の範囲なら貼り付けOK

 ドライブレコーダー本体を取り付けて車外から見たときの印象はどうだろうか。前モデルのDashCam C2はコンパクトデジタルカメラのような見た目だったので存在が目立っていたが、DashCam C1は主張が激しくなく車内の雰囲気も壊さない。

photophoto 旧モデル(写真=左)に比べて、新型は「カメラ!」という主張が控えめに(写真=右)

 フロントガラスへ取り付けたら、本体の可動式レンズ部分で画角を調整する。レンズは目測で60度ほど可動するので、フロントガラスの角度が急なスポーツカーから、地面とほぼ直角なトラック・バス、もしくは乗用車のリアガラスも含めて幅広く対応できる。

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photo バックミラーの裏に設置すれば、視界の邪魔にもならない

 画面に表示される各メニューは日本語化済み。表示に従えば問題なく操作できるはずだ。フロントガラスの角度によっては画面が見づらいこともある。どのような場合であれ、停車中に操作することを心掛けたい。

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