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ニコン、光学125倍ズーム搭載「COOLPIX P1000」海外発表 3000ミリ相当の超望遠撮影

» 2018年07月10日 18時55分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 ニコン米国法人は7月10日(現地時間)、35ミリフィルム換算で3000ミリ相当の125倍ズームレンズを搭載するレンズ一体型デジタルカメラ「COOLPIX P1000」を発表した。9月に米国で発売する。価格は999.95ドル。日本での発売は未発表。

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 COOLPIX P1000は、「COOLPIX P900」(2015年)の後継モデル。P900に搭載していたNIKKORレンズが24-2000ミリ(F2.8-6.5)相当の光学83倍ズームだったのに対し、P1000は24-3000ミリ(F2.8-8)まで拡大。望遠側を大幅に拡張した。P900と同様にレンズ前1センチまで近づけるマクロ撮影も可能。手ブレ補正機構は5段の補正が可能という。

 「月」や「鳥」など撮影シーンにあわせた撮影モードを引き続き搭載。「野鳥、スポーツ、野生動物、天体写真家など、極端な望遠が必要となるシーンにおいて、P1000は理想的なカメラ」(同社)という。

 センサーは有効1600万画素、常用ISO感度は100-1600、最高ISO感度は6400。4K UHD(30p)動画撮影に対応する。電子ビューファインダーの解像度は約230万画素の有機ELディスプレイを搭載。バリアングル式の3.2インチ背面液晶ディスプレイ、SDメモリーカード(SDXC/SDHC対応)スロット、Wi-FiやBluetoothを使ったスマートデバイスとの連携機能も備える。

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 サイズは約146.3(幅)×118.8(高さ)×181.3(奥行き)(突起部除く)、1415グラム(電池、メモリーカード含む)。

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