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「逆転オセロニア」でプログラミング学習、DeNAが無償公開 小学生でも「ゲーム機能の裏側分かりやすく」

» 2018年08月28日 19時46分 公開
[ITmedia]

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は8月28日、小学生向けのプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」に、ゲーム作りが学べるコンテンツ「コラボ!逆転オセロニア」を追加した。同社のスマートフォンゲーム「逆転オセロニア」のキャラクターが登場し、HP(ヒットポイント)などのバトル要素の仕組みも学べる。無料で提供する。

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 レベル1〜12までコンテンツを順番に進めると、「駒を盤の正しい位置に置く」「対戦相手のターンを作る」「勝ち負けを計算し調べる」などの動きをビジュアルプログラミングで学べる。

 レベル10からは、1人でも遊べるソロプレイ(CPU対戦)機能を学べるコンテンツも用意。「子どもたちが普段遊んでいるゲーム機能の裏側を分かりやすく学習できる」(同社)としている。また、座標やマイナスの概念を小学生でも理解しやすいように、ヒントを充実させたという。

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 同社は17年10月にプログラミングゼミを無償公開。これまでに3000人以上の子どもが体験したとしている。人気のスマホゲームとコラボすることで、子どもが自発的にプログラミングを学ぶきっかけを作る考えだ。プログラミングゼミ内には、スマホゲームへの導線は設けない。

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