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「東京ゲームショウ2018」開幕 eスポーツ大会としての色強まる

» 2018年09月20日 11時56分 公開
[ITmedia]

 日本最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2018」(千葉・幕張メッセ)が9月20日に開幕した。「新たなステージ、開幕」をテーマに掲げ、昨年も開催したeスポーツ大会「e-Sports X」(イースポーツクロス)が目玉。出展社数は668企業・団体(昨年は609)で、国内からの出展は338社と初めて300社を超えた。

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 eスポーツ選手が活躍するイベントとしての色が強まった。20日にはアジア競技大会eスポーツ競技(8月、インドネシア・ジャカルタ)に出場した日本人選手が凱旋報告を行う。22〜23日には、日本eスポーツ連合(JeSU)主催で「パズル&ドラゴンズ」「コール オブ デューティ ワールドウォーII」「ウイニングイレブン2019」など8タイトルの大会を開催する。

 イベントの模様は「niconico」「Twitch」などで国内外にネット配信する。東京ゲームショウの公式動画にはバーチャルYouTuber「ミライアカリ」も登場し、出展メーカーや来場者にインタビューを行う予定だ。

 昨年に引き続き、VR(仮想現実)コンテンツの出展も多い。出展タイトル数は1568(昨年は1317)で、そのうちVR関連が132を占めた。昨年はなかった「Windows MR」「Daydream」向けタイトルも出展されている。

 20〜21日はビジネスデイ。一般公開日は22〜23日。期間中、25万人の来場を見込んでいる。一般公開日の入場料は1200円(税込)、小学生以下は無料。

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