米Amazon.comはレジなしショップ「Amazon Go」を2021年までに3000店舗に増やす計画だと、米Bloombergが9月20日(現地時間)、この件に詳しい情報筋の話として報じた。
Amazon Goは、スマートフォンで専用アプリを開いて店に入り、欲しいものを取ってそのまま店を出ると、Amazonアカウントで代金が精算される仕組みで、レジに並んで精算する必要がないショップ。一般向けには今年の1月に1号店がAmazonの本社のあるワシントン州シアトルに開店した。
現在、シアトルで3店舗、シカゴで1店舗営業している。
情報筋によると、年内に10店舗に、2019年に米国の主要都市に50店舗展開し、2021年までに3000店舗に増やす計画という。
食料品よりもコンビニエンスストアのように、スナックや軽食のテイクアウトにフォーカスするという。Amazon GoのWebサイトには、現在の店舗でも「シェフや地元のレストラン、ベーカリーが調理したすぐに食べられる朝食、昼食、夕食を提供」するとある。
店舗は都会の若者の多い地域に展開するという。コンビニエンスストアだけでなく、サブウェイのような軽食チェーンにとっても脅威になるだろうとBloombergは予想している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR