三菱電機は9月27日、青空のような自然光を室内照明で表現する「青空を模擬するライティング技術」を開発したと発表した。薄型青空パネルとフレームを組み合わせた独自の照明構造を採用。窓のない部屋や地下など、閉鎖的な室内空間への適用を検討する。
フレーム部にLED光源を内蔵し、パネル内部に導光させるエッジライト方式を採用。LED光がパネル内部の光散乱体に当たることで、昼間に空が青く見える光の散乱現象「レイリー散乱」を発生させ、“空の青”を再現する仕組みだ。色の異なるLED光源の発光量を自動設定で時間的に変化させることもでき、朝焼けや夕焼けなどを再現することもできるという。
照明の厚さは100ミリ以下と通常の照明器具と同程度に抑え、オフィスや公共施設などで幅広く適用できるようにした。
同技術は、10月16日に開幕する「CEATEC JAPAN 2018」(19日まで、千葉・幕張メッセ)に出展する。
社員が眠そう→冷気で起こし、生産性UP ダイキンとNEC、オフィス用空調システム開発
くるくる巻くとライトになる 「PAPER TORCH」発売
生体リズムを崩さないLED照明「ライトサイクル」、ダイソンが発売
スマート照明「Hue」に防水・防塵モデルなど新顔続々 ゲームと連動して色が変わるプログラムもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR