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チェンバロからバ美肉装置まで 「2018楽器フェア」でさまざまな楽器を体験してきた(1/2 ページ)

» 2018年10月21日 10時08分 公開
[松尾公也ITmedia]

 アコースティックからシンセサイザーまで、楽器の総合展示会「2018楽器フェア」が、東京ビッグサイトで10月19-21日の期間、開催されている。その初日に行ってきたレポートを動画とともに紹介しよう。

 ヤマハ、ローランド、カワイ。楽器メーカーは静岡県浜松市に集中している。このところ、台風などの影響で停電が相次いで地元の方々は大変な思いをしているそうだが、この展示会で楽器メーカーは元気な姿を見せている。今回取材した出展者も浜松のメーカーが多い。

ロータリーしないBluetoothスピーカー

 そんな浜松の楽器メーカーである鈴木楽器製作所はSHINOBIXという、ハーモニカの消音器を展示していた。

 同社の10穴ハーモニカに対応し、上下の蓋を取り外してSHINOBIXに挟み込むと音量が5分の1まで減衰するという。「ピアノやギター、サックスならわかるけどハーモニカの音量で苦情が来る時代なのか」と驚いたが、それ以外のメリットもある。

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 SHINOBIXにに専用マイクを取り付けるとミキサー、アンプにラインで送り込むことができるのだ。ハーモニカとしては革命的かも。単体だと4500円(税別)。これは欲しい。

 Hammondブランドを持つ同社はロータリースピーカーのBluetoothスピーカー「Baby Leslie BT-122」も展示していた。本物のレズリーとは違って音は回転しないし、スローとファーストの切り替えもできないが、その高級感あるフォルムは魅力的だ。

photo Baby Leslie BT-122
photo 右がSHINOBIX、左がBaby Leslie BT-122
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