「Pixel 3」を買いました。これまでスマートフォンは白か黒しか選ばなかったのですが、「Not Pink」にしました。日本の企業が女性向けだと考えそうなピンクではなく、ほんのり薄い色でいい感じです。
せっかくなのでケースなしで使いたかったのですが、滑らかで落としそうなので「Pink Moon」のケースを付けました。無線充電できるPixel Standで、ケースを付けたまま置いてます。
10月10日(日本時間)の「Made by Google」イベントの記事を書きながら、「Googleストア」で予約。たぶん、かなり早いタイミングだったと思います。でも手元に届いたのは11月5日でした。ソフトバンクとドコモでなら11月1日に手にできたのに。10月31日に香港出発では、5日到着でも仕方ないです。
これまでPixelが日本で買えなかったのが買えるようになっただけでもありがたいですが、オンラインストアで買う人はかなり待ちわびていた人が多いと思うので、店頭発売と同じ日に届けてほしかった(Googleさんにはアンケートでご検討をお願いしました)。
そんなわけでネットには一通りPixel 3のレビューが出尽くした後に手にしたのですが、何にせよ新しいおもちゃを設定するのは楽しいです。設定といっても、それまで使っていた「Essential Phone」とケーブルで接続して画面をタップしていくだけでアプリとデータが設定ごとコピーできちゃうのであっという間でした。
ホーム画面のレイアウトはコピーされないので、自分でやり直しです。ここでNexusシリーズとPixelシリーズのコンセプトの違いを思い知りました。Nexusは「素のAndroid」ですが、PixelはGoogleさんの思想が反映された「ハイエンドのAndroid」なのです。だから、ホーム画面というかランチャーにはGoogleさんが良かれと思って配置した、削除できないものが2つ置かれています。画面の上の方にある「At A Glance」と下にある検索バー。
At A Glanceは、日付と天気予報を常に表示してくれるウィジェット。「アンビエント表示」でロック中も表示するように設定でき、そのときは時刻が大きく表示されるので便利ではあります。でも、常に天気と気温をチェックする必要はないし、半角数字と漢字のバランスが悪いので、天気は非表示にできるとか日時の表示方法(英語表示とか)を選択できるようにしてほしい。端末全体の設定を英語にすればAt A Glanceも英語になりますが、ついでにアプリの表示も全部英語になってしまいます。
検索バーも以前のように右スワイプで出てくるページにあればいいのに。それは人によりますが、要は自由にさせてほしいです。
文句ばっかりになりましたが、嬉しいところもたくさんあります。Essential Phoneとの比較では、指紋認証の確度が格段にいいところ。Nexus 5Xよりもいいかもしれないです。ディスプレイサイズはEssentialの方が0.2インチ広いですが、横幅は約3ミリ狭くて切り欠きなし。なんといっても、重さが37グラムも違うので体感でも軽いです。写真もEssentialよりPixel 3の方がなんだかきれいな気がします。発表イベントで「iPhoneよりすごいぞ」と自慢していた「Night Sight」はまだ使えないので、使えるようになったら試したい。あと、やっと日本語で「Google Lens」が使えるようになったのも嬉しい。
Pixel Standにのっければ、Echo Spotのような画面付きスマスピになるので、これまでGoogle Home miniの居場所だった仕事用PCの隣をPixel Standの定位置にしました。これなら「255ドルは何円?」とか「サンフランシスコは今何時?」というような、仕事で頻繁に使う質問に、画面付きで答えてくれます。同じ部屋にGoogle Home miniがあるとminiの方が先に答えちゃうのが玉に瑕です。将来ウェイクワードをデバイスごとに変えられるようになるといいなぁ。
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