iOS版Googleアシスタントのバージョンが11月25日に1.4.6109となり、日本語版でもSiriショートカット対応がすぐ利用可能になった。
前バージョンの1.4.6107でSiriショートカット対応は果たしていたが、日本語環境ではSiriショートカットが登録できず、利用開始するにはいったん英語モードにする必要があった。
新バージョンではGoogleアカウントを登録後にSiriショートカットへのリンクが表示されるので、「Siriに追加」ボタンをタップすると、Siriショートカットのウェイクワード登録画面に遷移。そこで指定した言葉でGoogleアシスタントを呼び出せるようになる。
例えば「Googleさん」をSiriショートカットの呼び出しに登録しておくと、「ヘイSiri、Googleさん(一呼吸おいて)ボヘミアン・ラプソディをかけて」と音声で命令すると、Googleアシスタントに切り替わって、指定の曲をかけてくれる。
たしかにボヘミアン・ラプソディをかけてくれたのだが、Googleアシスタントは「クイーンの伝説のチャンピオンをSpotifyで再生します」と返事。
念のために「ヘイSiri、Googleさん(一呼吸おいて)伝説のチャンピオンをかけて」と命じると、やはりボヘミアン・ラプソディが再生される。
「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズをかけて」も、「伝説のチャンピオンですね」とちゃんと聞き取っているのだが、どうしてもボヘミアン・ラプソディを聞かせたいらしい。「ブライトン・ロック」や「キラー・クイーン」とかは大丈夫だ。
なお、「伝説のチャンピオン現象」はiOS版Googleアシスタントだけでなく、Google Homeでも共通に発生している。
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